メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

おもに読書の記録

『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか? / Why is the salaryman carrying a surfboard?』読んだ

久しぶりに、読めてよかったなという本があったのでレビューします!日系アメリカ人デザイナーRay Masakiさんの『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか? / Why is the salaryman carrying a surfboard?』です。 会社のslackにこの本の情報が文脈不明…

『世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道』読んだ

3時間くらいで楽しく読めた。 Amazon、Google、Facebook、Netflix、NIKEといった、いわゆるスゴイ企業も、製品単位では派手な失敗をしていることがわかり、元気になる本。 amzn.to1. その製品がどのような期待を背負ってローンチされたのか 2. 失敗に至った…

野村達雄『ど田舎生まれ、ポケモンGOを作る』読んだ

仕事で地図アプリへの関心が高まった結果、このような本を読んでみました。中国で生まれ、日本に移住してきた野村さんが、ゲームにハマり、プログラミングにハマり、グーグルに入り、ポケモンGOを作るまでの伝記的なやつ。野村さんの人生かっこよすぎて、謎…

『世界の美しいステンドグラス』、こっくりとしたキラキラを眺めたい人に

フィです。新企画、「読んで見て楽しい本」。ストレスフルな毎日を生きる私たち、というか私、は、もともと本を読むのは大好きですが、作中の人間関係がしんどかったり、心をえぐられて更に疲れてしまうこともしばしば。そんな精神状態でも眺めて楽しく幸せ…

『アフターデジタル』読んだ

アフターデジタルを読みました。これも職場の先輩に借りて。OMO(Online Merges with Offline、オンラインがオフラインと融合する)の考え方を叩きこまれるという感じの本でした笑そこまでボリュームはなく、2,3時間もあれば読めたし、内容もすっきりポイン…

若林恵(編集)『次世代ガバメント』読んだ

若林恵(わかばやし けい)さん編集の、『次世代ガバメント』という本を読みました。久しぶりにめちゃ良い本に出会えたなと思いました!うれしい! 紙のムック本バージョンがかっこいい&かわいい まず何よりも、ムック本のたたずまいのクールさに「おっ」と…

田中友也『不調ごとのセルフケア大全 おうち養生 きほんの100』読んでいます

コロナを経て(現在進行形ですが)、私も健康への関心が高まりました。自分は何もしないとすぐ太る環境にある&最近胃腸が弱っている、ということから、特に、痩せている状態を保つことと、胃腸をいたわることにフォーカスして情報を探すようになりました。…

ペク・セヒ『死にたいけどトッポッキは食べたい』読んだ

明けましておめでとうございます。 もう去年のことになりますが、『死にたいけどトッポッキは食べたい』、ふっと目に入った タイトルが最近の自分の気分にぴったりすぎて、Kindleで買って読んでみました。なにか憂鬱についてすごい解決策が示されるわけでは…

日記/ダイソーで失敗/『フードテック革命』読んだ

日曜日です。昨日のパーソナルトレーニングの筋肉痛がすごすぎる。今日はダイソーでちょっと買い物をしました。何気なく店内の買い物かごを手にとって、買いたいものを入れていって、レジで会計をしたら、990円だと思っていたのに1,540円。どういうこと??1…

由水常雄『ガラスと文化 その東西交流』読んだ【幻の「パートドヴェール技法」は日本人が復活させた?】

私は趣味でビーズアクセサリーを作っていて、透き通ってキラキラしているものがすきです。なので、ガラスの器やアートをみるのもすきです。箱根のルネ・ラリック美術館やガラスの森美術館を訪れたときは垂涎ものでした。 最近読んだ、ガラスのとっても面白い…

牟田淳『デザインのための数学』読んだ

アクセサリー作りのヒントになるかもと思って読んでみた。 キーワードはシンメトリー、黄金比、白銀比、らせん、球、フラクタル、フィボナッチ数列、などなど。「デザインは自然が一番美しい」と最初に述べて、自然のかたちに見つけられる色々な数学を分か…

小倉ヒラク『発酵文化人類学』読んだ

京都で暮らす弟(よくわかんないけど農学部で発酵の勉強とかしてるらしい)の、本棚にあったので、パクって実家に持って帰って読んだ。ちなみに彼の本棚には安部公房の本も何冊か置いてあり、つくづく私の影響を受けまくっていると感じる。 発酵文化人類学 …

高野文子『絶対安全剃刀』読んだ

高校の時にものすごく仲の良かった友達(もちろん今でも仲いいけど)の家の、屋根裏部屋で読んだ。その時間自体が夢っぽかった。 絶対安全剃刀―高野文子作品集 作者:高野 文子 発売日: 1982/01/14 メディア: 単行本 これを読んだ時は高野文子という作家(漫…

斎藤孝弘『アパレル・サバイバル』読んだ

ファッション流通業界は10年単位でシフトチェンジしている 日本は欧米の流れを10年遅れで追いかけている 次に来るテーマは「サステナビリティ」 アパレル・サバイバル 作者:齊藤 孝浩 発売日: 2019/02/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) 服が結構好きで、…

とんぼ玉代表作家作品集『きらめくビーズ』(里文出版)について

ビーズアクセサリーを作る者としてもっと色々装飾品のことを知りたくて、この前図書館でこんな本を借りた。きらめくビーズ―とんぼ玉代表作家作品集作者:里文出版発売日: 2008/07/15メディア: 単行本2000年に初版が出版されたそうで、全体の半分以上のページ…

安部公房『無関係な死』の演劇版『お前にも罪がある』を観た

高校時代から安部公房が好きで、全集も読み(ゴリゴリ読み進め過ぎて大半の内容は忘れましたが)、「大学に入ったら東京だし安部公房作品の演劇とかも見てみたいなー」と思っていたのですが、そういえば去年(2017年)観る機会に恵まれたんです!ブログを始…