メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

斎藤孝弘『アパレル・サバイバル』読んだ

  • ファッション流通業界は10年単位でシフトチェンジしている
  • 日本は欧米の流れを10年遅れで追いかけている
  • 次に来るテーマは「サステナビリティ」 
アパレル・サバイバル

アパレル・サバイバル

  • 作者:齊藤 孝浩
  • 発売日: 2019/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

服が結構好きで、アパレルの未来も気になるので手に取った。ファッション流通業界の歴史が分かりやすく書かれていて、とても頭が整理される。筆者はファッション流通コンサルタント。筆者が視察などで体験した欧米のファッションサービスの話がちりばめられていて面白い。ASOS(エイソス)というイギリスのオンラインファッションサイトなどのことは全然知らなかった。自分で調べるより、プロの本を読んだほうが良いことって沢山ある。この本を読んでいる最中に、ドンキホーテが書中にも登場する新業態「オフプライスストア」の一号店を出すというニュースをみた。余剰在庫を大量に買い付けて正価の40~60%オフで販売する。社会には食品ロスだけでなく洋服ロスという問題もあり、問題解決の一助となりうる。ほほう。

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とにかくサステナビリティなのだね、次の時代は。自分のクローゼットの今後について再考する機会にもなるのでぜひぜひ。