『アフターデジタル』読んだ
アフターデジタルを読みました。これも職場の先輩に借りて。
OMO(Online Merges with Offline、オンラインがオフラインと融合する)の考え方を叩きこまれるという感じの本でした笑
そこまでボリュームはなく、2,3時間もあれば読めたし、内容もすっきりポイントを絞って頭に入ってくる感じがよかったです!
オンラインを活用して、ではなく、オンラインが基本になる。オフラインはその中の、顧客との直接のコミュニケーションが取れる貴重な接点としてオンラインの中に再定義される。
という今後の方向性を、中国企業の具体例を交えながら書いてくれています。
たとえば中国では、生鮮食品を扱うスーパーマーケットも、オンラインとオフラインが融合し、オンラインでスーパーに並んでいる食品を選んで買って自宅に配送もできるし、店舗で欲しい魚を選んでオンライン決済で家へ届けてもらうこともできるし、何でもあり、という感じになってきているみたいです。
他にも、中国のEV企業(たぶんNIOですね)に、日本の自動車企業の社員が出張に行った際の話が印象的でした。日本企業側が、「オンラインが基本となり、その中にオフラインがある」という考え方にその時はついて行けず、どうしても「どうやってオンラインを活用して売り上げにつなげたらいいですか」という質問になってしまう。
おもしろかったです。ちなみに、自動車業界でオンラインとオフラインが融合するってどういうこと?という疑問には、下に貼ったものづくり太郎さんのYoutubeがめちゃくちゃわかりやすいです。私は彼の動画のファンなので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいです笑