メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

『世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道』読んだ

3時間くらいで楽しく読めた。
AmazonGoogleFacebookNetflixNIKEといった、いわゆるスゴイ企業も、製品単位では派手な失敗をしていることがわかり、元気になる本。
amzn.to

1. その製品がどのような期待を背負ってローンチされたのか
2. 失敗に至った経緯
3. なぜ失敗に至ったのか分析
4. 失敗の後のストーリーも紹介(あれば)
という構成で、20個の例が出されている。

日本企業も、ユニクロ東芝など、有名な大企業ばかり。
実はユニクロが野菜を売ろうとして大失敗していたことなどなど、全然知らない失敗ストーリーが書いてあって面白い。
それもそのはず、会社って失敗は大々的にアピールしないから、こうやって本にまとめられるでもしないと、気づけない。

なぜ失敗に至ったのか、という分析もわかりやすくて面白いけど、一方で、自分がその時同じ環境にいたとしたら、同じように失敗せざるを得ないんじゃないかと思う。

一番自分に取ってよかった学びは、失敗するときは、何かのタイミングが不適切であるというパターンが一つある、という気づき。
早過ぎたり遅すぎたり。製品の開発を始めた時期と完成した時期で環境が変わっていたり。
今までタイミングというものにそこまで敏感でなかったので、仕事にぜひこの感覚を取り入れたいなと思う。

普通に話のタネになるし、「こんな製品あったん?!?!w」と笑えるし、失敗の捉え方やマインドがいい方向へ変わるので、ビジネスパーソンにおすすめ!👍ヮラ