メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

牟田淳『デザインのための数学』読んだ

 アクセサリー作りのヒントになるかもと思って読んでみた。

キーワードはシンメトリー、黄金比白銀比、らせん、球、フラクタルフィボナッチ数列、などなど。「デザインは自然が一番美しい」と最初に述べて、自然のかたちに見つけられる色々な数学を分かりやすく解説。

個人的にはフィボナッチ数列のある項とそのひとつ前の項の比が、1:1.62(黄金比)に近づいていくという話が面白かった。あとは、シダの葉の形が、より大きな房と同じ形をしているとか、木のシルエットが葉っぱの形をしているとか、言われてみればそうだ!とハッとすることもあった。

とにかくもっと自然の葉っぱや水、雪、花を見つめてみようという気になる本だった。そういえば高校の時、絵が好きなので選択授業で美術を取っていたけど、その時に植物のシルエットを使って絵を描くという課題があって、あれすごく楽しかったな。

ざざっと読んでも心に残る部分があると思います。

デザインのための数学

デザインのための数学

  • 作者:牟田 淳
  • 発売日: 2010/10/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)