牟田淳『デザインのための数学』読んだ
アクセサリー作りのヒントになるかもと思って読んでみた。
キーワードはシンメトリー、黄金比、白銀比、らせん、球、フラクタル、フィボナッチ数列、などなど。「デザインは自然が一番美しい」と最初に述べて、自然のかたちに見つけられる色々な数学を分かりやすく解説。
個人的にはフィボナッチ数列のある項とそのひとつ前の項の比が、1:1.62(黄金比)に近づいていくという話が面白かった。あとは、シダの葉の形が、より大きな房と同じ形をしているとか、木のシルエットが葉っぱの形をしているとか、言われてみればそうだ!とハッとすることもあった。
とにかくもっと自然の葉っぱや水、雪、花を見つめてみようという気になる本だった。そういえば高校の時、絵が好きなので選択授業で美術を取っていたけど、その時に植物のシルエットを使って絵を描くという課題があって、あれすごく楽しかったな。
ざざっと読んでも心に残る部分があると思います。