メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

2ヶ月・独学で公務員試験に受かることは可能だったレポート

以下の話は私が受けた公務員試験(地方上級)の経験をベースに書いています。
これから公務員試験を受けてみようかなと思っている人の参考に少しでもなれば嬉しいです。
なお、後日確認したところ、筆記試験の最終順位は約60人中、真ん中より少し上ぐらいでした。
別の記事でも述べたように、公務員試験で扱う知識は、色々な学問の上澄みだけを採集したカスみたいな知識の集合体で、勉強することに全く意味がないし、全くの苦痛でした。
もっとギリギリで受かるだけの勉強で済ませたかったというのが正直なところです。

2ヶ月なら独学で受かる可能性はあると思う理由

理由は、自分ができたからです。
断定できない理由は、
☆人によって備わっているスペックが違うから
☆自分は友達が貸してくれた予備校のテキストも使ったから
です。分かりやすい予備校のテキストを人から借りられない場合もあるでしょう。
しかし基本的に、独学というのは授業よりだいぶ効率的なことが多いです。

私以外の人も独学でいけると思う理由3つ

☆メインとなる重い教科は市販の教科書で十分勉強できたから
憲法民法行政法・マクロ・ミクロ・判断推理・数的推理逆に、予備校のテキストで勉強していたら細かい知識にとらわれすぎて到底間に合わなかったと思います。

☆予備校のテキストは細かすぎて逆に短期合格には向かないから
予備校のテキストは確かに分かりやすいです。
しかし、予備校のテキストを使って勉強した人も、結局太字で書いてある箇所しか覚えません。
時間がない中で細かい知識にとらわれ過ぎると時間配分をミスる可能性が高いです。

☆本番ではメイン教科以外からの出題数がそもそも少ないから
自分が受けた回の試験では、法律・ミクマク経済・判断推理・数的推理以外からの出題はほとんどありませんでした。
もっと言うと、正直各問題がどの科目からの出題なのか私にははっきり分かりませんでした。
それでも受かったので、全体的な受験生のレベルは意外に低かった可能性があります。

予備校に通わないデメリットは模試が受けられないことだけ

しかし、予備校に行かなくても、模試だけ代金を払って自宅で受けることはできます。
私の場合は、模試を受ける時間やそのために予備校に行ったりする時間も惜しいと考えていたので、そういうことはしませんでしたが、今考えると一回ぐらいは受けておいて良かったと思います。
周りの受験生のレベルがよく分からないまま試験本番に突っ込まなければいけないことが短期独学の最大の怖さです。
私自身、全受験生の中での自分の立ち位置さえ分かればもっと効率的に勉強ができたし、あそこまで不安で情緒不安定になることもなかったはずです。

※情緒不安定になっていたときについての記事はこちらです笑
yamaffy.hatenablog.com

なんといっても最初のテキスト選びが肝心

短期独学で受かりたいなら最初のテキスト選びが肝心です。
私的にはスー過去の詳しさが最適でした。
それよりシンプルだと解説を読んでも何も分からないし、予備校のテキストまで詳しくなると短期では攻略する時間がありません。
私はメイン科目はスー過去で揃えつつ、前年に予備校に通っていた友達に一部教科のテキストを借りていました。
テキスト代が浮いたという意味では非常に助かりましたが、残り時間と覚えられる知識量の限界を考えると、全教科スー過去(数的推理・判断推理は得意度合いに合わせて適切なものを)でも良かった気がします。

試験別の勉強法も載せているので、よかったら読んでみてください!
yamaffy.hatenablog.com
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