【精神崩壊】2か月で公務員試験に受かるためにどのような生活をしなければいけなかったか【気づいたら涙】
2018年、大学4年の夏、2か月の準備期間で地方上級の公務員試験に合格しました。って周りに言うと「すごい」「私は1年勉強した」とか色々言われます。しかし…できる限り真似はしないほうがいいです。本当につらかったです。どのようにつらかったか書いていきます。
効率が良いのではなく、必要な勉強時間を2か月でこなしただけだと思われる
公務員試験の勉強内容って基本的に、カスみたいなぺらっぺらの知識の集合体です。
2か月で1年分の勉強をやったといえば通常の6倍の進捗を生んだということになります。なんかすごそうな感じがしますが、単純に、受かるために必要な勉強時間を1年間に振り分けるか2か月に詰め込むかの違いだったと思います。当時の私の一日のスケジュールはこんな感じでした。
メンタルが意外と弱く、夜は不安で毎日真っ暗な部屋の中で静かに泣いてました。日の光を浴びないでずっと部屋にいると、ほんとに精神が荒廃するんだなということを知りました。辛かった…。
なんだかんだ一日12時間くらいは勉強してましたね…12時間くらいやればできると思いますか。大学受験の時は内容もそれなりに面白かったので難なくこなせたましたが、公務員試験の勉強内容ってビックリするくらいつまらないです。なんの深みもない知識の羅列なので。それを半日もインプットし続けるのは本当につらかった。でもやらないと到底終わらない(じゃあ普通に民間就職すればよかったじゃんとも言えますが、当時はそんな元気もなかった)。だから嫌だけどペンを置けない。
受験を決めてからはずっと引きこもり
ペーパーテストの2か月前、受験を決めた私はネットで地方上級試験についてざざっと調べました。国家一般や地方上級に受かるために必要な勉強時間として一般的に言われているのが計1000〜1500時間(1日3〜4時間やったとして丸1年)みたいです。これを2か月でやろうとすると、本来なら一日18時間~24時間かけないと終わらないという計算になります。え、じゃあ、大学とか行ってる場合じゃなくね…?と思った翌日から大学に行くのをやめました。ゼミの発表も、胃腸炎になったとか言って休みました(tbc先生すみませんでした…)。
※卒業に必要な単位を取るためのテスト期間だけはテストを受けに学校へ行きました。
そのテストも卒業がかかっていて絶対落とせないやつで、公務員試験の勉強がしたいのに、このテストのための勉強しかしない1週間強を自分で設け、人格分裂して気が狂いそうでした。
※計算上一日18時間かかるところを12時間でこなせたので、通常の1.5倍くらいの効率の良さでは勉強できたってことなのかな?そのへんのコツとか他の記事を参考にしてもらってもいいかもですね。
友達の存在に救われたことも
大学にはほとんど行かず、就活が終わった友達が楽しそうにしているのを見るのもなんとなくつらかったので全てのSNSをOffにしていました。でも友達にはたくさん救われました。勉強期間中にあったサークルの公演(前からの予定だったのでそれには出ていたw)を見に来てくれて、ケーキを差し入れてくれた友達がいたり(なんでそんなに優しいのか意味わからなくて家に帰ったあと大泣きしました)、単純に公務員試験の対策について親切に教えてくれる友達がいたり(国家公務員になる人多いからね…)、最近の私がつらいってことを察して、遊びに誘わずに必要な言葉だけをかけてくれたり、もう本当にすべてのことがありがたかったです。この場を借りてお礼を言いたいと思います、みんなほんとにありがとう。
家事はほとんど親に任せた
また、短期間合格を目指す方で気を付けてほしいのが、家事で時間を取られるということ。私はその時期はちょうど事情があって親と東京に住んでいて、受験を決めてからはほぼすべての家事を親に丸投げしました。だからこそ一日12時間も勉強できたと思います。それまでは普通にご飯作ったり洗濯したり掃除したりしてたんですけどね…。シンプルに感謝。
2か月で受かろうとしてはいけない
ダメですほんと。せめて3か月あればよかったと思います。2か月は辛かった。私は大学4年生で授業もそんなに無くて学校を長期間休めたり、親がいてくれて家事をしなくても良いという条件もあった。なので現実的には3か月以上のプランで行くべきです。毎日よくわからない涙が止まらなかったし、無理しちゃあかんよ、ほんまに。
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