とんぼ玉代表作家作品集『きらめくビーズ』(里文出版)について
ビーズアクセサリーを作る者としてもっと色々装飾品のことを知りたくて、この前図書館でこんな本を借りた。
- 作者:里文出版
- 発売日: 2008/07/15
- メディア: 単行本
2000年に初版が出版されたそうで、全体の半分以上のページが日本のとんぼ玉作家30人の作品カラー写真。
そのあととんぼ玉の製作工程がちょっと紹介されて、最後にとんぼ玉の歴史や世界のとんぼ玉についての文章が少々。
古代からの文様にこだわる人、現代的にねこの絵を埋め込んだり(?)している人、ビビッド、パステル、透き通っている、いない…作家さんによって全然違うものが作られていて、こんなに多様な世界だったのかと驚いた。見ていて幸せになった。
特に心惹かれたのは沼田恵美子さんという人の作品で、とんぼ玉の中で動物が遊んでいる。
(先に言っとくと彼女のインスタ見つけました)
うさたんが月の原っぱを走っている。かわいい
www.instagram.com
ねこしゃんが沢山いる。かわいい
www.instagram.com
こんな細かい絵を一体どうやってとんぼ玉の中に練り込むんだろう?と思っていたら、なんと…。
金太郎飴方式でパーツごとに作って引き伸ばしてちっちゃくしていたのだった…!!!
www.instagram.com
www.instagram.com
www.instagram.com
ガラスのことは全然分かんないけど、かなりの器用さと絵のうまさが求められる作業だということは私にも分かる。
すげ~~!!
もちろん沼田さん以外にもたくさん、すてきなとんぼ玉を作っている作家さんが紹介されていたので、見てよかったなと思った。