メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

令和3年度末に公務員を辞めるという気持ちで進めていきます

お久しぶりです。フィーです。
いきなりですが私の仕事は公務員です。新卒で役所に入り、もうすぐ3年目になります。しかし、タイトルにもあるように、来年3月末で公務員を辞めるという気持ちで事を進めていきたいと思います。

じゃあ何して食ってくの、という話になりますが、自宅またはオンラインで学習塾のようなものをやりたいです。あとはクラウドワークスのようなサービスを使ったりしてちょこまかちょこまか、自分が出来そうなこと、お金になりそうなことを探しつつ生きていくといった感じですかね。

いちど年末年始の休暇で、大まかな計画を作ってみようと思います。

なぜ公務員を辞めたいのかというと、ものすごくワガママに聞こえるかもしれませんが、「自分の日中の時間が、そこまで興味のない事柄、人々や、組織の内部調整に毎日費やされていることが耐えられなくなってきた」というのが一番、今の自分の気持ちに近いかなと思います。

といっても、今の所属や仕事がものすごく嫌だ!というわけではないのです。むしろ端から見たらものすごく恵まれていると思います。

私の新卒1年目の配属ガチャ(正直公務員は配属がほとんど全てなんじゃないかと思っています)は明らかに成功でした。所属の方や、それ以外でも仕事で関わる人はみな良い人で、話していて勉強になることもあります。また仕事の内容も、国際交流関係です。徴税、ケースワーカーといった、いわゆる公務員の辛い仕事では全くなく、とても前向きな業務です。残業も2年間でほとんどしたことがありません。お給料プラスボーナスもちゃんともらえます。確かに周りと比べて全然多くはないですが、私は実家暮らしですし、普段そんなにお金を使わないので今は全然問題ありません。正直、同年代でブラックな労働をしている人から見たら、息をしているだけでお金がもらえている状態です。ストレスが無いです。

ストレスが無い。

と、言いたいところですが、私にはその「なんとなく過ごしていれば時間が経っていくこと」がものすごいストレスで辛いんだということに、働き始めてから気づきました。この辺はもう少し、今後のために自分でも細かく分析してみないといけませんが。

経営者と労働者は立場が全く違います。被雇用者の給料は、会計上は会社の「費用」です。就活では皆、「御社のビジョンに共感しました」等の発言をして内定を勝ち取っていきますが、労働者が経営者のビジョンに本当の意味で共感することは不可能ではないでしょうか?サラリーマンをやっていく以上、身分や賃金の安定と引き換えに、日中の時間を興味の無いことにも充てることや、組織内の人びととのコミュニケーション・コストを払うことは、ある程度は我慢しなければいけないと思っています。つまり、自分では全くコントロールできないことにかなりの時間と労力を費やさないといけないということです。私はそれが今後ずっと続いていくことを考えたら、無理でした。

そして、こんなに恵まれた環境でも無理なら、たぶんこの先どの課に異動になっても、どんな会社に転職しても同じ理由で無理になるだろうなと。

とにかく、一回若いうちに、サラリーマン以外の方法で頑張ってみようと思いました。いざ試してみたら自営業のほうがサラリーマンよりもっと向いてなかったことが判明する可能性もありますしね笑。民間であれ公務員であれサラリーマンに戻るとしたら、これも早いほうが良いと思います(役所は年齢制限もあります)。となると、これ以上やめる時期を延ばすのはリスキーだと考えました。

そして、わたしは女性です。この点を無視することはできません。最近25歳になりました。今はまだ全然わかりませんが、結婚したくなったり子どもが欲しくなったりするかもしれません。そう思ってから、もはや色々と遅すぎることに気づいた、という展開は嫌なので、この点に関してもリスクを分散しつつ色々取り組んでいかないとな、と思います。

まあ、一番大事なのは、心身ともに健康で、楽しく必要なぶんのお金をゲットすることです。家族の協力も得ながら、頑張りたいし、もっと私の周りに、「ちゃんとできないけど楽しく生きてる人」を増やしたいです。それにまずは私がなる。

いずれ、公務員をやめた後とりあえず何をやりたいかを、自分の頭の整理も兼ねて、書いていきたいと思います。