メメント森の熊

新卒で県庁に入り、2年半公務員として働いた後、スタートアップ企業に転職してフルリモート勤務をしています。アクセサリーを作って販売もしています。ここは私のスケッチブック。

赤ウインナーって異常においしくね?という話

赤ウインナーは好きですか?

(赤い部屋は好きですか?ってあったよね昔?) 
赤ウインナーが大好きだ。家族も大好きで、一家で赤ウインナー中毒と言っていい。
家ではプリマハムのが定番になっているが、個人的には赤ウインナーなら何でもおいしく食べられる。
なにか、麻薬的な成分が入っているとしか思えない。
ヤクが入っていると言われても全く不思議ではない毒々しい朱色の皮、ダスティな桃色の中身…。

 

家の冷凍庫には赤ウインナーが10袋くらいいつもストックされている。土曜日か日曜日の片方はほぼ必ず2袋くらい焼き、氷入りの白ワインとともに食す。
赤ウインナーを毎日食べるとおそらく危険だから週末だけにしておこう、という共通認識が家族間にある。

 

英語にはcomfort foodという言葉がある。子どものころを思い出させるような、幸せな気持ちにさせる食べ物のことだそうで、当然人それぞれのcomfort foodがある。マカロニ、チーズ、チョコレート、生クリーム、ミートソース等、糖と油でシンプルに脳に訴えかける食材を使ったものが多いようだ。

 

この記事を書くにあたって、では赤ウインナーは私たちのcomfort foodなのか?と考えてみたが、どうも違う気がする。
我が家でこんなに赤ウインナーが流行りだしたのはここ最近のことだ。
それまではむしろシャウエッセンとか森の香りとか、ジョンソンビル、アンティエ等々、正統派っぽいソーセージを好んで食べていたのだが、ここのところ完全に赤ウインナーに乗りかえた。
幸福感などというもったりした単語は、赤ウインナーを食べているときのめくるめく興奮にそぐわない。
我々はもっと背徳感を楽しみながら赤ウインナーをせっせと食べている。
見るからに体に悪そうなものをたくさん焼いて酒とともに摂取して、悪いことをした気になって喜んでいる。
日常へのささやかな抵抗なのだ、赤ウインナーを大量にたべることは。

 

赤ウインナーに味の素を振りかけてさっと焼いて、氷入りの白ワインと一緒に食べると本当においしいので、ぜひ試してみてください。
楽天ではこれが人気みたいです↓