2か月で公務員試験合格(地方上級)科目ごとの勉強法①専門科目編
昔取った杵柄シリーズᐢ. ̫ .ᐢ🎊
2年前ですが、就活を適当にやりすぎたために全然うまくいかず、一瞬すべてがどうでも良くなって地方上級の公務員試験を受けたら2か月の勉強で受かってしまったという過去があります。
※その時は色々めちゃ辛かったけど今はたのしいです。人生何とかなる🎐
2か月で受かるなら自分もやってみようかな、という人もいるんじゃないかと思って勉強法など記事にしてみています。まずはいちばんしんどいと思われる専門科目の勉強について書いてみますね!
- かけた勉強時間は56日×10時間=560時間
- 捨てる科目を先に決めた
- 行政法
- 憲法
- 民法
- 労働法
- 刑法
- 経済原論(ミクロ、マクロ)
- 政治学・社会政策・社会学
- 行政学
- 社会政策
- 社会学
- 経済政策
- 国際関係
- まとめ
かけた勉強時間は56日×10時間=560時間
一日の勉強時間は平均すると10時間くらいでした。実質二か月ということで、10時間×56日で560時間くらいかけたということですかね。でもメンタルが死んでいたときやインプットの質がクソ悪い時もあったので違う人がやればもっと効率化できるとおもいます。私は勉強の要領はやや悪いと思います。
捨てる科目を先に決めた
私の受けた県は、専門科目の問題が50問出題されて、そのうち40問を選んで解答する形式でした。なので、科目数で言うと5科目は捨ててもいいことになります。
まずは自分の受ける自治体がどの科目から何問だしているのかを把握して、それを紙にかいて壁に貼りました。(受験生っぽい笑)
どの科目から何問出題しているかは、過去問500を買うと巻頭に表がついてきます☺
こういうやつですね↓
短期集中では、先に勉強しない科目を決めたのは結構良かったと思います。労働法と刑法、国際関係、社会学は切って、あとは覚えてないけどもうひとつくらい切りました。
公務員試験について書かれたブログを読んで、コスパが悪そうなものを切ったつもりです。特に私は経済学部で法律の知識がゼロだったため、労働法と刑法は時間が食われるなと思ってバイバイしました。ここは人によると思います。
以下ではなるべく、手を付けた順に書いていきます。
行政法
テキストはスー過去を使った。なぜこの科目から勉強を始めた?と過去の自分に詰め寄りたい。絶対に憲法を先にやるべきだった。 テキストを読んでも、一週目は抽象的な言葉の集合とたまに判例という感じでまったく要領を得なかった。もうこんなものかと割り切って丸暗記に走りかけたがそれも無理がある。結局、一回テキストをゴリゴリ読み進めて全貌をなんとなくでも理解したうえで、テキストの目次やコメント(章が始まるページに著者がドヤ顔で書いているであろう文章。○○からの出題がほとんどだ、などけっこう良いこと言ってるのでちゃんと読んだほうが良い)を参考に軽重をつけて理解しつつ覚えてゆくのが良かった。
ただ分量自体はそこまで重くなかった。テキストは400ページくらいのが1冊。
憲法
スー過去。理解しやすくてまあ楽だった。判例をなるべく覚えていくのが近道だと思う。合憲、違憲とその理由を機械的に覚えていったらそんなに困ることはなかった。いちいち疑問をもってはいけない。これも400ページが一冊かな。
民法
クソ多かったし細かくて大変だった。債権と物権、家族法という三つのでかい分野があって、債権と物権が苦手というかやりにくかった。ややこしい。ただ一度理解して例題を解いて覚えきったら無敵な感じがした。でも勉強してるときはほんとに分からないわ時間ないわで辛かった。とにかくテキストに書いてある図をみたりして効率的に頭を整理していくこと。なるべく自分では図を描いたり文字を書いたりしないこと(時間がもったいない)。400ページが2冊。
労働法
刑法
法律に時間かけたくなかったので二つとも勉強せず。
経済原論(ミクロ、マクロ)
スー過去。学部で一回やってるこなので理解は難くないのだが、試験の問題の解き方となるとまた別だった。こーいうのは脊髄で解けるようになる必要があるので、問題集を2周くらいはしたかな…。出てくる計算としては微分だけなのでまあ、よっぽどじゃない限り捨てないほうが良い。小難しい記号がたくさん出てきますが、公務員試験レベルでは○△□となんら変わらないのでビビらないこと。2,3周やれば大丈夫だと思う。法学部で経済分からない人とかは逆に切っても良いのかもしれないけど、法律よりはコスパ良いのでは?と感じた。
ミクロマクロがそれぞれ400ページ一冊ずつ。
政治学・社会政策・社会学
友達という名の神が貸してくれた昨年度の予備校の教科書を使った。ここで私は予備校テキストのすごさを知る。受かりたくて時間とお金があるならTACへ行きなさい。終わり。
政治理論とかの羅列。受験勉強の社会って感じです。読んで覚えて問題といてブラッシュアップしておわり!
行政学
これも予備校テキストなんだけど、けっこう経済原論とかぶってる部分がある。税金についての理論など。なので、先に経済原論を終えていれば案外楽に終わってしまうかもしれない。でもそれ以外はクソめんどかったし、対策の難しい時事系のことも聞かれるからあまり根詰めすぎないで適当なところで勉強をやめるべき。
社会政策
記憶があまりないが、歴史って感じだったと思う。もうかなり一次試験が迫ってるころに勉強したので、批判精神を捨ててキーワードを猿のように覚える反射が完成していて勉強も楽だった。行政学と似てる部分があったとおもう。この辺の科目は何となく重なってるのでシナジー効果とやらを狙いましょう。
社会学
消去法的に切った。
経済政策
過去問を見て、経済原論の知識で対応できたので特に勉強しなかった。
国際関係
ブログなどで情報収集したところコスパが悪そうだったので切った。
まとめ
所感としては、法律とミクロマクロ経済が重くて、あとは比較的雑魚です。
まあそれも受かった今だからこそ振り返って言えるのであって、勉強中はほんとに大変でした。途中からはテキストを黙々と読みながらも生理的な涙が出ていました。笑
今から勉強を始める人にアドバイスするとすれば、これはほとんど友達の発言の受け売りですが、「脳のキャパとの闘い」です。経済覚えたら法律忘れるし、法律を見直したら経済忘れます。同じ科目を二周以上繰り返してやるのが良いと思います。一周して次の科目へ、というサイクルを繰り返すのはどんどん忘れてしまうのでおすすめしません。二周以上の繰り返しのセットを何回もやるのがいいかな。
応援しています☆
次の記事では一般科目について書こうと思います。